ダートグレード競走特集

第28回 かしわ記念(Jpn I)

出走馬

JRA所属馬

コパノリッキー (牡6)
コパノリッキー
 一昨年のかしわ記念を含め、ダートG1・5勝の実績。特にマイル戦は、フェブラリーS連覇など【3011】と高い適性を示している。前走のフェブラリーSは内枠から他馬にかぶせられて7着に敗れたが、勝ち馬から0秒6差と極端に負けていない。衰えは感じられないだけに、外めをスムーズに回ってこられれば巻き返しが期待できる。

サウンドトゥルー (騸6)
サウンドトゥルー
 強烈な末脚を武器にダート重賞2勝。東京大賞典制覇を含め、近4走はすべてG1で3着以内と、本格化を示している。前走の川崎記念はホッコータルマエのアタマ差2着に屈したが、脚質からも川崎のタイトなコーナーが向かなかった印象。日本テレビ盃を楽勝した実績から船橋コースは問題なく、マイルも【3144】と守備範囲。引き続き注目だ。

ノンコノユメ (牡4)
ノンコノユメ
 今年の古馬ダート戦線の注目株。昨年はジャパンダートダービー、武蔵野Sを制したほか、チャンピオンズCでも2着に食い込み、ダート一線級と互角の立ち回りを演じてきた。今年のフェブラリーSはメンバー最速の上がり時計で2着に押し上げる好内容で、G1での決め手上位を改めて証明。持ち前の末脚が生きる流れなら勝機十分だ。

ベストウォーリア (牡6)
ベストウォーリア
 昨年のJBCスプリント(大井1200メートル)でも3着があるが、南部杯連覇の実績が示すとおり、ベストはマイル戦。昨年のかしわ記念で2着、今年のフェブラリーS(4着)でも2着と同タイムと、適性の高さを示している。自在に運べる分、展開に左右されないのが魅力で、左回り【7324】も強み。引き続き好勝負が期待できる。

モーニン (牡4)
モーニン
 デビューから【6010】の大器が、交流戦線に殴り込みをかける。前走のフェブラリーSは4番手追走から余力十分に抜け出し、混戦の2着争いを尻目に完勝。持ち前のレースセンスを見せつけ、JRAの上半期ダート王者に輝いた。初の交流重賞で地方の砂への対応がカギだが、先団で立ち回れるのは大きな魅力。王座を不動のものとするか注目だ。

南関東所属馬

タイムズアロー (牡8)
タイムズアロー
 JRAで5勝を挙げたのち、昨年船橋へ転入。マーキュリーC4着などを経て、前走の報知グランプリCで重賞初制覇を飾った。以前は中距離で好成績を残していたが、1500メートルのゴールドCで2着したようにマイルも守備範囲。ただ、鞍上に反抗したり、抜け出すとソラを使ったりと気難しい面もある。気分良く運べるかがカギ。

ソルテ (牡6)
ソルテ
 2歳時にハイセイコー記念を制すなど素質の高さを見せていたが、ここへきて重賞6連勝と完全に本格化。特にマイルは【10314】と抜群の相性を誇り、南関東のこの路線では無敵の存在となっている。交流重賞は3歳時のジャパンダートダービー(6着)以来3度目の挑戦だが、当時よりも格段にたくましくなった今なら、期待のほうが大きい。

ハッピースプリント (牡5)
ハッピースプリント
 全日本2歳優駿のほか、古馬となってからも浦和記念を制すなど活躍し、13、15年にNARグランプリ年度代表馬に輝いた。昨年のフェブラリーS(11着)で勝ち馬から0秒6差、かしわ記念でも0秒5差の3着に食い込むなど、マイル適性も高い。今回は東京大賞典以来の実戦で仕上がり具合がカギだが、道中で脚をためられれば好勝負になる。

メジャーアスリート (牡7)
メジャーアスリート
 JRA在籍時に3勝を挙げたほか、全日本2歳優駿でもオーブルチェフの2着に健闘した実績の持ち主。川崎、兵庫を経て、昨夏に浦和に転入し、日韓交流の準重賞・インタラクションCで2着に食い込むなど、随所で地力の高さを示してきた。ただ、近況は本来の末脚が見られず苦戦続き。意欲の連闘策で、復調のきっかけをつかめるか。

クレバーサンデー (牡9)
クレバーサンデー
 JRAで4勝を挙げたほか、1600万下で3着歴がある。その後は浦和、兵庫、岩手、高知と渡り歩き、今年から大井所属となった。好調時は先行して粘り込むスタイルだったが、大井転入後は後方のままのレースが続き、8連続ふた桁着順と不振。これまで以上にハイレベルなメンバーがそろっただけに、この馬なりの前進を期待したいところ。

他地区所属馬

タッチデュール (牝7)
タッチデュール
 地方重賞4勝の実績。14年8月のくろゆり賞(笠松)以来、勝ち鞍から遠ざかっているが、2走前のマリーンCでは切れのある末脚を発揮して3着馬とクビ差の4着に食い込み、久々に存在感を示した。ただ、今回はG1で強敵ぞろい。127戦の豊富なキャリアと、持ち前の末脚を武器に、どこまで押し上げることができるか。

ブランクヴァース (牡7)
ブランクヴァース
 JRAでデビューから8連続連対をマークした好素材。主に芝の長距離を使われ、高知転入後も2400メートルの高知県知事賞を制すなど、高いスタミナ能力を発揮している。ただ、ダイオライト記念が9着と交流重賞では荷が重く、マイルへの距離短縮も微妙。ダート一線級のペースを経験して、今後の糧にしたいところか。

かしわ記念とは?

 1989 (平成元) 年に創設されたマイル戦で、96年に指定交流競走となり05年にはGIに格上げされた。
 春から夏にかけて短距離馬の出走するダートの大レースがなかったこともあり、かしわ記念はダートグレード統一元年からレベルの高い争いが繰り広げられてきた。

※レース情報をクリックすると、競走成績が開きます。



データで見る「かしわ記念」

【所属】JRA(栗東)が優勢

 所属別に見ると過去10回でJRA(栗東)7勝、JRA(美浦)が1勝、船橋が2勝とJRA(栗東)が優勢の傾向にある。
 また、船橋の2勝はアジュディミツオーとフリオーソが勝利したもので、かしわ記念以外でもJRA勢と互角以上に渡り合ってきた実力馬達である。

所属 JRA
(栗東)
JRA
(美浦)
船橋 浦和 大井 川崎 他地区
1着回数 7 1 2 0 0 0 0

【年齢】4歳馬・7歳馬が若干優勢も接戦

 年齢別に見ると5歳馬が2勝、4歳馬・7歳馬が3勝をしており若干優勢だが、世代間ではそれほど差のない傾向にある。
 また、エスポワールシチーは4歳・5歳・7歳で勝利、6歳では3着、8歳で2着と5年連続で複勝圏内を確保しており、かしわ記念で好走実績のある馬は年齢を重ねても注意が必要である。

馬齢 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳以上
1着回数 3 2 1 3 0 1 0

【人気】勝率は2番人気が、連対率・3着内率は1番人気が優勢

 過去10年の傾向を見てみよう。「1番人気」馬の成績は[1着3回-2着4回-3着3回-着外0回]と勝率30%、連帯率70%、3着内率は100%と好走を続けている。しかしながら「2番人気」馬は[4-2-2-3]と勝率36%で1番人気を上回っており、見逃せない成績となっている。「3番人気」馬は[2-1-1-5]で3着内率44%、「4番人気」「5番人気」の馬も3着内率が40%~30%で健闘している。反面、下位人気馬はあまり成績が芳しくない。

成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3-4-3-0 30% 70% 100%
2番人気 4-2-2-3 36% 55% 73%
3番人気 2-1-1-5 22% 33% 44%
4番人気 1-1-2-6 10% 20% 40%
5番人気 0-2-1-7 0% 20% 30%
6番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
7番人気 0-1-0-9 0% 10% 10%
8番人気以下 0-0-0-53 0% 0% 0%

昨年のレース模様

第27回 かしわ記念(Jpn I)の模様  6番手を進んだ帝王賞馬ワンダーアキュート(前走フェブラリーS9着)が直線堂々と抜け出した。単勝1.9倍の1番人気に支持された南部杯勝ち馬ベストウォーリア(前走フェブラリーS3着)が2着、3番手から最後の直線で一旦先頭に立った二冠馬ハッピースプリントは力尽き3着



過去の優勝馬

  • 第26回 かしわ記念(Jpn I)の模様
    2014年5月5日
    第26回 コパノリッキー [JRA]
  • 第25回 かしわ記念(Jpn I)の模様
    2013年5月6日
    第25回 ホッコータルマエ [JRA]
  • 第24回 かしわ記念(Jpn I)の模様
    2012年5月2日
    第24回 エスポワールシチー [JRA]

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